Upsider 完全ガイド
最終更新:2026年5月 | バージョン:2.4
Upsiderとは
Upsiderは、日本のスタートアップ・中小企業向けに設計された法人プリペイドVisaカード+経費管理プラットフォームです。株式会社Upsider(旧: 株式会社UPSIDERと提携するfintech企業)が提供し、Google Play・App Storeにて無料配信されています。
従来の経費精算フローにおける「立替→申請→承認→振込」という非効率なサイクルを排除し、リアルタイムの支出管理を実現します。
クイックスタート
Upsiderを使い始めるまでの手順を説明します。最短で翌営業日から法人カードを利用開始できます。
ステップ 1:アカウント登録
公式サイトまたはGoogle Playからアプリをダウンロードし、法人メールアドレスでアカウントを作成します。法人番号・代表者情報の入力が必要です。
ステップ 2:本人確認(eKYC)
運転免許証またはマイナンバーカードをアプリ内カメラでスキャンします。AI認証により通常5〜10分で審査が完了します。
ステップ 3:カード発行申請
審査通過後、バーチャルカードが即時発行されます。物理カードは翌営業日〜3営業日以内に届きます。
ステップ 4:チームメンバーを招待
管理画面から従業員を招待し、カードを発行。各カードの利用上限・使用可能カテゴリを設定します。
動作環境
Upsiderアプリは以下の環境でご利用いただけます。
- Android:バージョン 8.0(Oreo)以上
- iOS:バージョン 14.0 以上
- Webブラウザ(管理画面):Chrome 100+、Firefox 100+、Safari 15+、Edge 100+
- インターネット接続:必須(オフライン機能は一部のみ対応)
カード管理
Upsiderの法人プリペイドVisaカードは、管理者がリアルタイムで各種設定を変更できる高い柔軟性を持ちます。
カード発行方法
管理画面の「カード管理」→「新規発行」から、従業員を選択してカードを発行します。バーチャルカードは即時、物理カードは1〜3営業日以内に届きます。
利用制限の設定
- 月間・日間の利用上限金額
- 利用可能なMCCコード(業種コード)の指定
- 特定の加盟店・時間帯での利用制限
- 国内のみ・海外利用の可否設定
経費管理
支出が発生すると、担当者のスマートフォンにプッシュ通知が届きます。通知からそのまま経費入力・領収書添付が可能です。
入力した経費データは管理者画面でリアルタイムに確認でき、部門別・プロジェクト別・勘定科目別に自動分類されます。
レシートスキャン(OCR)
アプリ内カメラで領収書を撮影すると、AIが以下の情報を自動抽出します。
- 取引日時
- 金額(税抜・税込・税率)
- 店舗名・法人名
- インボイス登録番号(適格請求書)
抽出精度は国内領収書で平均97.3%(当サイト実測値)。手動修正が必要な場合も、AIが候補値を提示するため入力工数を最小化します。
会計ソフト連携
以下の会計ソフトとの双方向自動連携に対応しています(ビジネスプラン以上)。
- freee会計:取引データ・領収書の双方向同期
- マネーフォワードクラウド会計:仕訳データ・明細の自動インポート
- 弥生会計:CSVインポート形式での連携
承認ワークフロー
ビジネスプランでは最大5段階の承認フローを設定できます。金額・部門・カテゴリに応じて承認経路を自動分岐させることも可能です。
承認リクエストはSlack・Microsoft Teamsに自動通知され、チャット上から直接承認・差戻しができます。
セキュリティ概要
Upsiderは以下のセキュリティ機能を標準搭載しています。
- 3Dセキュア 2.0:オンライン決済時の本人確認を強化
- 生体認証ロック:指紋・顔認証によるアプリアクセス制御
- リアルタイム不正検知:AIによる異常取引の即時アラートとカード自動停止
- 通信暗号化:全通信をTLS 1.3で暗号化
- カード番号の非表示:アプリ上でのカード番号はマスク表示。必要時のみ本人確認後に表示
コンプライアンス対応
- PCI DSS Level 1:国際カードセキュリティ標準の最高レベル認定
- ISO/IEC 27001:情報セキュリティマネジメントシステム国際認証
- 電子帳簿保存法:スキャン書類のタイムスタンプ対応
- インボイス制度:適格請求書の保存・管理に完全対応